意外と悩んでしまいがち!ウェディングドレスの選び方について解説
結婚式が決まると、挙場や披露宴の会場選び、招待するゲスト、料理など決めなくてはいけないことが山のようにあります。中でも新婦が一番楽しみにしているのは、ウェディングドレスではないでしょうか。大切な日を彩るウェディングドレスは後悔のないように選びたいですよね。この記事ではウェディングドレスの選び方やコツを紹介します。
ウェディングドレス選びで悩んでしまう花嫁は多い!
大切な家族や友人からの祝福を受ける、人生でもっとも輝かしい日。一生に一度の結婚式、主役の花嫁としては人生で一番綺麗な自分を見てもらいたいですよね。
和装も素敵ですが、やはり人気はウェディングドレス。「どれも素敵で迷っちゃう!」「自分に似合うドレスはどうやって探せばいいのか分からない」なぜウェディングドレス選びはこれほどまでに難しいのか。それは一生に一度しかない大イベントの衣装であり、またウェディングドレスの種類の多さにあります。
「カラードレスは色のチョイスから迷うから、まずは純白のウェディングドレスから選ぼう!」気持ちはとても共感できますが、ここで悩んで決められない人も多いものです。まず一言に白といってもホワイト・オフホワイト・アイボリーの3種類があります。好みはもちろん、肌の色で似合う白は微妙に異なります。
シルエットもAライン・プリンセスライン・マーメイドライン・エンパイアライン・スレンダーライン・ロングトレーン・ミニドレスなど、多くのスタイルがあるようです。さらにはスリーブの形、デコルテのデザイン、素材なども異なり、無限といっても過言ではないほどウェディングドレスは多種多彩に制作されています。
ドレスの種類に関して
ウェディングドレスを選ぶ際に何を基準にして選べばよいのでしょうか。もちろん自分が着たいと考えているドレスが決まっている方もいると思いますが、まずはウェディングドレスにも種類があるということを知ってからでも遅くはないのでしょう。
■Aライン
Aラインは、ウエストの位置が高く、腰の位置から裾にかけて徐々に広がっていくシルエットです。「縦」の流れを強調してくるので、身長が高く見える効果もあります。ヒールを履けば、身長が低い花嫁もスタイルよく見せることができるのも魅力の一つで、どんな体型の人でも似合いやすい人気の高いラインです。Aラインのドレスには、トレーン(引き裾)が長いものも多く、大聖堂によく似合うでしょう。
■プリンセスライン
プリンセスラインは、可愛らしいお姫様のイメージの正統派ドレスです。スカート部分が裾に向かって大きくボリュームを出して膨らんだデザインが特徴で、華やかで可愛らしい印象を持たせることができます。
広い会場でもドレス姿が映えることは間違いありません。
■マーメイドライン
マーメイドラインは、上半身はボディラインにフィットし、ひざ下あたりから魚の尾びれのように広がるデザインです。大人っぽく女性らしい、自然でしなやかな曲線美を見せることができます。
華やかさを出したい方は裾の部分にフリルやドレープが入ったタイプを、タイトでスタイリッシュな印象を持たせたい方は裾野広がりが控えめなタイプを選んでみましょう。
■エンパイアライン
エンパイアラインは胸下からスカートに切り替わっていて、ナチュラルなイメージを演出することができます。年齢問わず着ることができ、シンプルながらスカートの動きがロマンティックさを演出してくれます。
ウエストを締め付けないのでマタニティの方にもおすすめで、ハイウエストが背を高くスレンダーに見せてくれる効果もあります。
■スレンダーライン
スレンダーラインは細身のシルエットで身体のラインが強調されます。その為スタイリッシュで大人の雰囲気を醸し出すことができます。
ボリューム感のないシンプルなシルエットがスッキリとした印象になり、長身でスリムな方によく似合うドレスです。ドレスがシンプルなので小物にこだわってもよいでしょう。小回りも利くのでレストランウェディングに向いていると言えます。
他にも2WAYになっているものなどもありますが、ぜひ色々なドレスを探してみてください。
ウェディングドレス選びに悩んでしまったら?
たくさんのウェディングドレスを見ているうちに、どれがよいのか分からなくなってきたと混乱することがあります。このような場合には、あなたの体型の悩みに合わせたドレスを試着してみましょう。
■高身長
高身長の花嫁には、マーメイドラインやスレンダーラインのウェディングドレスが似合います。逆に身長が高いことをコンプレックスに感じている人は、プリンセスラインやAラインなどのスカートにボリュームがあるものを選択しましょう。
■低身長
可愛らしい印象のある低身長の花嫁は、Aラインのドレスがおすすめ。新郎と並んだときのバランスがよく見えます。ほかにもロングトレーンで縦のラインを強調したり、エンパイアラインで脚長効果を出したりするのもよいでしょう。ヒールの高い靴も用意してもらえるので、遠慮なくドレスショップに相談してください。
■ウエストのボリュームが気になる
ウエストまわりが気になる人は、プリンセスラインやAラインのドレスがおすすめです。スカートにボリュームがあるため、ウエストが気になりにくくなります。
■二の腕の太さが気になる
普段あまり肌を露出しない人ほど、二の腕の太さに悩みを感じています。ショールを羽織って二の腕を隠す方法もありますが、逆に目線を集めやすいためおすすめできません。ここは勇気を出し、二の腕を隠さない作戦が効果的です。ビスチェタイプのドレスで二の腕を出す方が、スッキリして見えます。
そのほかにも背中や脇肉が気になる、なで肩やいかり肩が気になるなどの悩みが多く聞かれます。どんなドレスが効果的なのか、分からないときはドレスショップのスタッフに相談してみましょう。コンプレックスを克服できるウェディングドレスがきっと見つかるはずです。
どうしてもウェディングドレスが決められないときの対処法
上記の方法を試しても「数着までは絞れたけれど、どうしても決められない」そんなときには次の方法を試してみてください。
・家族や友人の意見を聞く
・式場の雰囲気に合わせる
・新郎の衣装に合わせる
・新作ドレスから選ぶ
ウェディングドレス選びに悩んだときは、家族や友人の意見を参考にしてみましょう。客観的意見は貴重な情報です。ドレスショップのスタッフでは本音を話してもらえないことも多く、お店の事情を考慮した意見になることがあります。気を遣わない間柄の家族や友人の意見がおすすめです。
また披露宴会場や挙式会場、新郎の衣装に合わせるのもよいです。式場はそれぞれテイストが異なるため、豪華な印象や落ち着いた雰囲気など、似合うドレスも変わってきます。
複数のウェディングドレスで悩んだら式場の雰囲気にマッチするデザインの選択も検討してみましょう。それでも決められない場合は新作ドレスから選んでみてはどうでしょうか。列席者の知人や友人とかぶることがなく、安心して当日を迎えられます。
ウェディングドレスは無限といってもよいほど多種多彩に取り揃えがあり、お気に入りの一着を決めるのはとても大変な作業です。そのためウェディングドレスを決められないと悩む新婦も少なくありません。
まずは自分の体型に合う一着を探し、それでも決められないときには周囲の意見を参考にしてみましょう。式場や新郎の衣装にイメージを近づけるのもおすすめです。ぜひこの記事を参考に、後悔のないウェディングドレス選びにしてくださいね。