結婚式場との間でよくあるトラブルとは？事前にしっかり対策をしよう！

人生の一大イベントである結婚式ですが、思いがけないことからトラブルに発展するケースがあります。楽しみにしている結婚式がトラブルになってしまっては、残念な思い出になってしまうかもしれません。そこで、本記事では結婚式で起こりがちなトラブルについて紹介します。また、トラブルを防ぐための方法についても解説します。

結婚式場との契約に関するトラブル

結婚式の準備段階や当日には、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。理想的な結婚式を行い、最高の思い出にするためにもトラブルにならないよう気を付ける必要があります。また、結婚式のトラブルでもっとも多いのが契約に関するトラブルです。

■キャンペーンに魅力を感じてその場で契約

結婚式場では、集客のために随時キャンペーンを実施しています。キャンペーンでは挙式費用が無料になっていたり、通常よりもワンランク上の料理コースがついていたりするケースがあります。

しかし、キャンペーンの内容で契約するには、当日に契約をしなければならないケースもあり、その場合には注意が必要です。キャンペーンの内容に惹かれて、きちんと契約内容を確認していないと、後から契約内容の変更ができなくなってしまうからです。さらに、別の会場にしようとキャンセルしようとすると、キャンセル料が発生してしまう可能性があります。

■プランナーの勧誘によって契約

結婚式場に見学に行き、その場でプランナーにしつこく勧誘されて断れずに契約してしまうケースも多いトラブル例です。長時間勧誘され、断ってもなかなか納得してもらえないと、契約してしまうことがあるでしょう。

しかし、いったん契約してしまうと簡単にキャンセルできなくなってしまいます。後から別の会場に変更したいと思っても、キャンセル料を請求されたり、内金が返金されなかったりするケースがあります。

■契約内容の確認不足

起こりがちなトラブルとして、契約内容の確認不足が挙げられます。契約時に作成する見積もりは、最低限の内容しか含まれていないことがほとんどです。そのため、プランニングを進めていくうちに追加料金が発生し、大幅に予算オーバーしてしまうのです。

また、何らかの理由でキャンセル場合、想像以上にキャンセル料がかかってしまうことがあります。契約時はキャンセルするつもりがなくても、キャンセル料については事前に確認しておきましょう。

結婚式当日によくあるトラブル

順調にプランニングが進み、いざ結婚式当日を迎えてみるとトラブルになるケースがあります。その中でも一番多いトラブルが、プランナーとの意思確認不足です。たとえば、当日の流れを確認したつもりでも、当日になってみると聞いていた内容と違った、お願いしていた演出が抜けているなどのトラブルが挙げられます。プランナーの実力不足によってトラブルになる可能性もありますが、何度も内容を確認しておくことが重要でしょう。

また、契約後～結婚式当日までのプランニングの段階でトラブルになるケースもあります。結婚式のプランニングは、検討を進めていくうちに、やりたい演出や要望がどんどんでてきてしまう方も多いのではないでしょう。しかし、ブーケトスやドレスも持ち込みなどは、結婚式場によっては対応できないところもあります。当日の要望が叶えられないとなるとがっかりしてしまうため、契約前に確認しておきましょう。

結婚式のトラブルを防ぐためには？

きちんと確認して計画を進めたつもりでも、結婚式がトラブルに発展してしまうことがあります。しかし、トラブルにならないよう事前にポイントを確認しておくと、リスク回避につながります。

まず、結婚式で譲れないポイントは何かを明確にしておきましょう。たとえば、予算やゲストの人数、挙式スタイル、着用したいドレスなどが挙げられます。必ず叶えたいポイントを明確にしておくことで、式場の選択肢が自然に絞られ、契約後に後悔する可能性が低くなります。

また、その場の勢いで契約しないこともポイントの一つです。プランナーは言葉巧みに契約を進めてきますが、長時間勧誘されると判断能力が低下しているものです。そのため、いったん持ち帰り、冷静になって判断するようにしましょう。

そして、契約の際は料金プランを入念に確認し、追加料金が発生しないか確認すること、契約後はこまめにプランナーとコミュニケーションを取ることもトラブル回避の秘訣です。さらに、プランナーとの連絡はできるだけメールで行い、文面でやりとりを残しておくよう徹底しましょう。

人生の晴れ舞台である結婚式ですが、さまざまなことでトラブルに発展している事例があります。結婚式を検討している方は、他人事だと考えず、トラブル回避の方法を知っておくようにしましょう。また、結婚式のトラブルで多いのが契約に関するものです。

対策としては、入念に契約内容を確認する、その場の勢いで契約しないなどが挙げられます。大切な一日を最高の思い出にするためにも、あらゆるトラブルを想定し、慎重に検討を進めるようにしましょう。