結婚式場はどのような観点で選ぶべき?後悔する前にポイントを抑えておこう

人生の一大イベントである結婚式は、まず式場選びからスタートする方が多いのではないでしょうか。式場によって雰囲気が異なることはもちろん、料理や演出、着用できる衣装などに違いがあります。そのため、理想とする結婚式を挙げるためには、式場選びが重要なのです。そこで、本記事では結婚式場選びのポイントについて解説します。
結婚式場の種類ごとの特徴
結婚式を挙げることが決まったら、結婚式場探しとしてブライダルフェアに参加するケースがあるでしょう。ブライダルフェアとは、各会場が開催するイベントのことで、料理を試食できたり、式場の雰囲気を見学できたりできます。ブライダルフェアでは、複数の式場を比較・検討するために3会場程度見学するケースが多いですが、適当に見学する式場を決めてしまうと混乱してしまう可能性があります。式場にはそれぞれ特徴や魅力があり、情報量が多くなって迷ってしまうのです。
そこで、まずは結婚式場の種類を知り、種類を絞って見学するのがおすすめです。
結婚式場には、専門式場、ホテル、ゲストハウス、レストランの4種類があります。
・専門式場
結婚式をするためだけの施設であり、チャペルや披露宴会場の種類が豊富なことや、結婚式に関する知識をもったスタッフが在籍している点が魅力です。また、ホテルウェディングは、ホテルが結婚式のサービスを提供しているパターンを指します。
・ホテルウェディング
メリットは、好立地で大人数の結婚式に対応可能であることや、ホテルならではのホスピタリティ溢れるサービスが受けられることでしょう。
・ゲストハウス
一棟の邸宅を貸し切って挙げる結婚式のスタイルです。プライベート空間で結婚式がしたい、自由度の高い演出がしたいという方には、ゲストハウスがぴったりです。
・レストラン
レストランとして営業するために建てられた施設がウェディングパーティに対応しているケースをレストランウェディングといいます。レストランウェディングの最大の魅力は、料理のクオリティが高いことでしょう。また、アットホームな雰囲気で、ゲストとの距離が近い空間を演出したい方にもおすすめです。
結婚式場はどのような観点で選ぶべき?
結婚式場を選ぶには、ふたりが何を優先したいかを明確にする必要があります。検討しなければならない項目が多すぎて、すべてが理想通りの結婚式場を見つけ出すのは困難かもしれません。しかし、必ず叶えたいポイントを明確にしておくことで、式場選びがスムーズになります。
まず、挙式会場、披露宴会場、料理、料金、スタッフの5項目に分けて、優先したいポイントを洗い出すようにしましょう。たとえば、挙式会場や披露宴会場のゲストの収容人数や希望のスタイルに対応しているかどうかは確認しておくべきポイントです。また、料理のコース内容やアレルギー対応が可能かどうか、予算内に費用が収まるかどうかも必ずチェックしておきましょう。
さらに、担当するスタッフとの相性も大切です。結婚式ではプランニングで何度も担当者と連絡を取り合うことになります。レスポンスがよく、安心して任せられるかどうかを見ておきましょう。その他にも、叶えたい演出や着用したい衣装があれば、式場見学の際に質問しておくことをおすすめします。
結婚式場を選ぶ際は徹底したリサーチを心がけよう!
結婚式場選びでは、事前の情報収集が大切です。いきなり式場を見学することも可能ですが、あらかじめ情報収集をしておくと聞きたいことが明確になります。そのため、まずは気になる式場のホームページをチェックするところから情報を集めるのがよいでしょう。また、「ゼクシィ」や「マイナビウェディング」などの結婚情報誌やサイトを見てみるのも情報収集につながります。
さらに、口コミも参考にするとよいでしょう。口コミサイトには、実際に結婚式を挙げた方やゲストとして参加した方が口コミを投稿しています。利用者目線のリアルな声を参考にできるのは、口コミサイトならではの魅力でしょう。
そして、徹底的に情報収集したうえで、気になる結婚式場の見学に行けば、有益な情報を聞き出せます。いきなり見学に行ってしまうと、何を質問すればいいのか分からない、見学後に気になる要素がでてきてしまったということが起こりがちです。きちんとリサーチしたつもりでも、プランニングをしていくと確認しておけばよかったという要素が出てきがちです。そのため、後悔のない式場選びを実現するためにも、事前にできるだけ情報を調べておくのが大切なのです。
人生の一大イベントである結婚式は、後悔のないよう慎重に式場選びをする必要があります。しかし、やみくもに式場を見学しても、情報量が多すぎて混乱してしまうでしょう。そのため、まずは結婚式場の種類を確認し、種類を絞って見学するのがおすすめです。さらに、ゲストの収容人数や予算内に収まるかどうか、理想の挙式スタイルに対応しているかどうかなども確認しておくようにしましょう。