意外と知らない人も多い!結婚式と披露宴の違いはどんなところ?

公開日:2022/04/01  最終更新日:2022/04/25

結婚式と披露宴の違いを知っていますか。結婚式と披露宴はセットで行われる場合が多く、明確な違いが分からない人は多いです。しかし、結婚式と披露宴はまったく別もので準備や流れも異なります。この記事では、結婚式と披露宴の違いを解説します。これから結婚式や披露宴を検討している人はぜひ参考にしてください。

結婚式と披露宴は何が違う?

結婚式と披露宴は、具体的に何が違うのでしょうか。早速、それぞれの違いを確認しましょう。

■結婚式とは

結婚式は、愛し合う二人が夫婦になるのを神様の前で誓う儀式をいいます。神社や教会といった場所で式を挙げるのが一般的。新郎新婦が夫婦になる意思を示し、誓いのキスや指輪の交換をします。結婚式は、夫婦二人だけで行う場合もあれば、家族や友人などの参列者を招いて行う場合もあります。

また、結婚式と挙式は混同されがちですが、挙式は結婚式を挙げるのを意味する言葉です。式場を探すときに挙式のみと書かれたプランを見た経験がある人もいるでしょう。挙式のみのプランは、披露宴を行わず式のみ挙げることです。

■披露宴とは

披露宴とは、恋人から夫婦になったのを家族や友人にお披露目する会です。新郎新婦がお互いをそれぞれの家族や友人に紹介し、これまでお世話になった人に感謝を伝える場となります。参列者には豪華な料理やおいしいお酒が振舞われます。披露宴は凝った演出も楽しみのひとつです。会社の同僚や友人の余興やウェディングケーキ入刀など、あらゆる演出が用意されています。

結婚式の大まかな流れ

続いて、結婚式の流れを確認しましょう。まず、式場を選ぶ前に結婚式のスタイルを決める必要があります。式のスタイルは大きく分けて主に3つです。

■教会式

教会式とは、キリスト教式とも呼ばれるスタイルです。新郎はタキシード、新婦は純白のウェディングドレスを婚礼衣装として着るのが一般的。また、カトリック式なら神父が式を進行し、プロテスタント式なら牧師が式を進めます。

教会式で結婚式を挙げる場合、先に新郎が式場に入場し続いて新婦が親や身近な人などに付き添われながらバージンロードを歩いて入場します。さらに、参列者と一緒に讃美歌を歌うのが特徴です。神父または牧師が結婚にまつわるキリスト教の教えを読み上げ、二人に愛の誓いを確かめます。お互いが答えると誓いが成立し、指輪交換と誓いのキスに進みます。

■神前式

神前式とは、神社やホテルに完備された神殿で行われる結婚式のスタイルです。婚礼衣装は、新郎は黒五つ紋付羽織袴(くろいつつもんつきはおりはかま)、新婦は白無垢や色打掛(いろうちかけ)、黒引き振袖などから選びます。

新郎新婦が大中小3つの杯で交互に神酒を飲み、永遠の契りを結びます。指輪交換は教会式のものと思われがちですが、最近では神前式でも指輪交換を式の内容に取り入れられるようになりました。

■人前式

人前式とは、場所を問わず家族や友人の前で、夫婦になるのを誓う結婚式のスタイルです。教会式や神前式のように宗教にとらわれないのが特徴。家族や友人といった身近な人と一緒に結婚式を作り上げるため、オリジナルな式を挙げられます。

人前式の流れは、教会式や神前式と比べると非常にシンプルです。新郎新婦が結婚式場に入場し誓いの言葉を交わした後、指輪の交換へと進みます。婚礼衣装も特別決まりはありません。

結婚式は婚礼衣装や式の流れ、費用も式のスタイルによって異なります。結婚式を挙げる際は、事前にパートナーと結婚式のスタイルについて話し合うと、式場選びや手続きがスムーズに進むでしょう。

披露宴の大まかな流れ

披露宴は演出内容によって流れが異なりますが、一般的な披露宴は2時間30分ほどが目安です。披露宴は結婚式のように形式やルールが決まっていないため、自分たち好みの流れや内容で進められます。一般的な披露宴の流れは、次のとおりです。

まず、披露宴に参加する人の受付と入場を済ませます。その後、新郎新婦が披露宴会場に入場し、主賓の挨拶と乾杯を実施。参列者とともに新郎新婦も食事を楽しみながら、写真をとったり歓談したりする時間が流れます。

そして、ウェディングケーキの入刀を行い、新郎新婦はお色直しのため一時離席。再入場の際は、参列者のテーブルを回ってキャンドルサービスをしたり、写真を撮影したりします。その後は、友人の余興や家族への手紙、花束贈呈と進み最後に新郎が謝辞を述べて終了です。

結婚式場を探す前に知っておくべきポイント

最後に、結婚式場を探す前に知っておくべきポイントを2つ紹介します。ぜひ、式場を選ぶ際の参考にしてください。

■あらかじめ優先順位を決める

結婚式において譲れないポイントを洗い出し、あらかじめ優先順位を決めておくとスムーズに式場を選べます。結婚式のスタイルや予算、参列者の人数の希望2人で相談しましょう。

■候補の日にちをいくつか出す

結婚式を挙げる日をいくつかピックアップするのもおすすめです。季節や曜日によっては、すでに予約が埋まってしまっている可能性があります。2人の希望と家族の希望や参列者が参加しやすい日にちをいくつか選び、早めに式場に連絡するとよいでしょう。

 

結婚式は愛し合う2人が夫婦になるのを神様の前で誓う儀式、披露宴は恋人から夫婦になったのを家族や友人にお披露目する会とまったく別ものです。しかし、どちらも夫婦となる2人が中心となって準備するのには変わりありません。準備は大変かもしれませんが、2人の共同作業として相談し進めるとよい思い出となるでしょう。

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