公開日:2020/11/01
札幌は住みたい街のアンケートでは常に上位にランクインしています。少子化が進み介護問題が発生すると、Uターンで地元に戻って介護職を目指す人や需要の多い介護職に就いて憧れの街で暮らしたいという人も数多くいるはずです。そんな札幌で働きながら介護資格を取得するには、一体どのようにすれば効率的に進めることができるのでしょうか。
介護業界は、数ある職種の中でもやる気さえあればスタートが遅くても充分にキャリアが積める可能性を持っています。実際に結婚していったんは家庭に入り、子育てが一段落した後で一から始めてキャリアを重ねた人はたくさんいます。
スタートは遅くても比較的短期間で資格取得が可能な理由は、介護資格は働きながらでも取得できるということが大きいのではないでしょうか。同じように働きながらさまざまな資格取得を目指す人は大勢いますが、必ずしも現在の仕事が目指す資格に関連しているという訳ではありません。
しかし、介護の世界では実務経験ルートという非常に効率的な道が開けています。たとえば国家資格である介護福祉士の受験資格には3年間の実務経験が必要となりますが、それと共に必要となるものが実務者研修の受講を修了しているということです。
そのため、介護事業所等で働きながら実務の経験を積み、その間にスクール等で学んで実務者研修を修了させることが、介護福祉士の受験資格をクリアする最も効率のよい方法といえるでしょう。この方法をとれば、介護者養成施設などに長期間通う必要もなく毎日介護の現場に接しながら目標達成を目指すことができます。
資格取得のためにはモチベーションを保つことは欠かせませんが、実務を行っていることが合格へのモチベーションにつながり、またすでに資格を取得した先輩介護福祉士のアドバイス等を参考にすることもできるでしょう。
働きながら資格を取得するといっても、必ずしも一夕一朝に物事が進むという訳ではなく、1番大きな問題として多くの人が挙げているのは、圧倒的に時間が足りないということです。とくに家庭を持っている女性ともなると、昼間は介護施設等で働き、それと同時に家事や子どもの世話など家庭においても自分の時間を持ちづらいということも事実です。
札幌には数多くの介護資格取得のためのスクールがありますが、スクールごとに料金はもとより講義の内容や学び方のスタイルも変わってきます。普段働いている人のために、ウェブ学習と最短日数の通学を組み合わせるという方法をとり入れているスクールも少なくはありません。
ウェブ学習の大きなメリットは、ちょっとしたスキマ時間に学習ができるということです。毎日の通学は不可能でも、それと同じ内容をウェブで学ぶことが可能ならば、自分のペースで学習を進められます。
このようなスタイルならば夜寝る前のひと時や早起きをするなどの工夫で、1日に少しでも自分の時間を作ることができそうです。たとえ短時間でもそれが毎日積み重なれば大きな力に結びつくはずです。
また、札幌の介護スクールは駅から近いなど立地条件に優れているところが多いので、通学が必要なときでもそれほど負担になることがないのではないでしょうか。スクール選びには内容と合わせて通いやすさという点にも注目したいところです。
新しい業界で働こうというときは、誰でも未知の仕事に慣れることに必死になるものです。しかし、段々慣れてくるとやはり少しでもキャリアアップしたいと願うのは当然のことといえます。とくにそれが自分に合ったやりがいを感じるような仕事であれば尚更です。
介護職は大きなやりがいを感じることができる仕事であり、がんばれば着実にキャリアアップも望めるシステムとなっています。介護業界は給料面ではあまり待遇がよくないともいわれていますが、資格を取得することで給料アップも望めます。
札幌で介護資格を取得したいということであれば、スクール選びは重要なポイントのひとつです。まずは自分に合っていると思われるスクールをいくつかピックアップして、ひとつひとつ講義内容やカリキュラムをチェックするところから始めましょう。中にはウェブの体験レッスンが受けられるところもあります。
また、スクーリングが必要な日にどうしても出席できないという際に、次回のクールに無料で振り替えてくれたり、合格するまで面倒を見てくれたりするところもあります。合格実績と合わせて就職支援の有無や、さまざまな相談にのってくれるかなど、細かいところまで目を向けておきたいところです。
介護業界は働きながらスクールに通って介護資格を取得することにポジティブな職場がたくさんありますので、そういった職場を選ぶことも資格取得の近道となります。
急激に進む少子化と高齢者の増加で、介護業界は今後ますます需要が増える傾向にあります。札幌で働きながら介護資格を取得したいのならば、札幌には働きながら資格取得を目指す人を応援するスクールがあるということを覚えておきたいものです。